めずらしく封切り初日に見てきた作品。
フランス映画だったので、苦手かなとも思ったのですが
全然そんなことありませんでした。
15年の刑期を終えて出てきた姉を受け入れる妹、
少しずつまわりの環境に慣れてきて人間らしい
表情を取り戻していく姉。
そんな二人が中心にストーリーが進み、
人の優しさとか厳しさとかを改めて感じることが
できる内容です。
少しずつ姉ジュリエットの顔に生気が戻ってくる様子は
見ているコチラがホッとしてしまいました。
妹のレアが献身的に姉を守る姿はとても胸を打たれます。
犯してしまった罪の事実は、もしかしたらありがちなもの
かもしれません。
それでも感動できるのは、きっとすべてを受け入れた姉妹を
最後に垣間見ることができるからなんじゃないでしょうか。